ホットクックとクックフォーミーの違い｜時短になる調理家電はどっち？

便利な調理用の時短家電。
当サイトではホットクックを激推ししていますが、他の調理家電との違いが気になる方もいらっしゃいますよね。

この質問、私もホットクックをオススメした友人からはよく聞かれます。
たしかにクックフォーミーも調理家電として人気です。
結論、私はホットクック派です。
ですが、これは生活スタイルや何を重視するかで、選ぶべき調理家電は変わってきます。

本記事ではそれぞれの魅力や、生活スタイルに合わせた選び方をまとめました。
間違った選択をして「使いこなせない…」なんてならぬよう、違いを知ってくださいね。

ホットクックとクックフォーミーのスペックの違い

ホットクックとクックフォーミーの一般仕様の比較をしてみました。

	ホットクック KN-HW24G	クックフォーミー CY8711JP
調理方法	自動調理	圧力調理
メーカー	SHARP	T-fal
大きさ	幅345×奥行305×高さ256mm	幅380×奥行350×高さ325mm
定格消費電力	800W	1200W
レシピ数	145	250
量の目安	2～6人用	2～6人用
食洗機使用	まぜ技ユニット、つゆ受け、内ぶた、蒸しトレイ、蒸気口カバーは食洗機可能	なべ、蒸しかご、蒸しかご台は食洗機可能

この表をもとに、次の4点について違いを説明します。

違い①：調理方法の違い

一番大きな違いは調理方法です。
ホットクックはまぜ技ユニットが付いていて自動調理ができるのが特徴。材料を入れたら放っておくだけでOKです。
一方、クックフォーミーは圧力調理なので、かき混ぜるなどは人の手で行う必要があります。

ここまで聞くとホットクックの方がよりよく感じる方もいるでしょう。
しかし、クックフォーミーは圧力調理なので、調理時間はかなり短く済むのが特徴です。

ホットクックは手間がかからない
クックフォーミーは時間がかからない

違い②：大きさや消費電力

大きさも定格消費電力も、クックフォーミーの方が大きめです。

ホットクック：幅345×奥行305×高さ256mm
クックフォーミー：幅380×奥行350×高さ325mm

キッチンには他にも、電子レンジ・トースター・炊飯器と置く家電が多いですよね。
導入を考えている場合は置ける場所を一度測ってみてください。

ちなみに賃貸アパートに住んでいたときはスツールにホットクックを置いていました。
「棚が新しく買えない」「キッチンが狭い」といった場合は、このような方法もあるのでご安心ください。

違い③：食洗機使用可否

ホットクックは食洗機可能なパーツも多くお手入れがしやすいです。
一方クックフォーミーは食洗機可能なパーツが少ない上に、圧力調理前の点検があるなど少し煩雑な印象。

クックフォーミーは時間を短縮できる圧力調理が故に、パーツも多く点検も必要です。
そのためお手入れのしやすさで選ぶならホットクックと言えます。

画像のように、ほとんどのパーツが食洗機可能です。
使った後のお手入れが苦になったことは一度もありません。

違い④：レシピ数

レシピ数はクックフォーミーの方が多いです。
しかし、ホットクックは無線LANに繋ぐことでレシピを増やすことができます。

レシピ数の多さに関しては、ユーザーとして気になったことはありません。

ホットクックの特徴・クックフォーミーより魅力的なところ

ホットクックの強みは以下の通りです。

ホットクックの魅力①：まぜ技ユニット

なんと言ってもホットクックの最大の特徴は混ぜてくれることです。
まぜ技ユニットがあるので、加熱中に勝手に混ぜてくれます。(まぜ技ユニットが必要ないメニューもあります。)

まぜ技ユニットが食材にあたる時の負荷から食材の量と火の通り具合を判断し、料理に合わせたかきまぜを施します。

ほったらかしなのにていねいな味、その秘密を徹底解剖 | ヘルシオ ホットクック：シャープ (jp.sharp)＜https://jp.sharp/hotcook/secret/＞

このまぜ技ユニットのおかげで、味も火の通りもばっちりです。
パスタも乾麺から入れることができるんですよ。

ホットクックの魅力②：予約調理

ホットクックは予約調理ができます。
そのため、朝ホットクックに具材を入れてセットして、帰宅したらもう出来上がってる…なんてことが可能です。
（一部予約調理ができないメニューもあります。）

予約ボタンを押下後は、食材が腐らない温度をキープしていてくれるので安心です。
詳しくはホットクックで予約調理の記事にまとめています。

朝から予約調理が大変そう…って人には、コープの食材が便利です。
そのままホットクックに入れるだけのカットされた冷凍野菜やお肉がたくさんあります。
コープを使ってさらに家事の時短を目指しましょう。

ホットクックの魅力③：食洗機可能なパーツ

ホットクックは食洗機可能なパーツが多いです。
そのためお手入れが簡単なので、毎日使っても後片付けに苦労しません。

調理工程を時短できたとしても、洗い物が大変だと家事の負担になってしまいますよね。
ホットクックはその心配がないのです。

ホットクックのパーツやお手入れ方法は下記記事にてまとめています。

ホットクックの魅力④：ユーザー数が多い

Instagramのタグ検索を行うと、#ホットクック　と　#クックフォーミーでは投稿数が圧倒的にホットクックの方が多いです。
つまり、クックフォーミーよりもホットクックの方がユーザーが多いと推測できます。

ユーザーが多いので、公式ではないレシピ情報がたくさんGETできる！

「もっと子ども向けにしたい」「もっと簡単な材料で作りたい」など、家族構成や料理のレベルによっては公式のレシピが使いづらいことも。
ユーザー数がより多いホットクックの場合はレシピ情報もたくさんあるので、より自分好みに使いこなせますよ。

クックフォーミーの特徴・ホットクックより魅力的なところ

クックフォーミーの強みは以下の通りです。

クックフォーミーの魅力①：圧力調理

ホットクックにはない、圧力調理です。
鍋の中が高温高圧になることで、普通に調理するよりも短時間でできるのが魅力の圧力調理。
それがクックフォーミーでは可能なんです。

短時間でたくさんの作り置きおかずを作りたい、など時短料理を叶えてくれるのがクックフォーミーです。

クックフォーミーの魅力②：メニュー内蔵のナビ機能

クックフォーミーにはナビ機能がついています。

モニターから、レシピと人数を選ぶと、食材と人数にあった分量がモニターに表示される

電気圧力鍋「クックフォーミー」ナビ機能紹介 | 電気圧力鍋 | スペシャルコンテンツ | ティファール【公式】 (t-fal.co.jp)＜https://www.t-fal.co.jp/sp/products/pressurecookers/epc/cook4me/navi/＞

メニュー選択後は、クックフォーミー本体の液晶画面で食材・分量・手順までナビゲートしてくれます。
これはクックフォーミーにメニューが内蔵されているおかげです。
わざわざスマホや本で分量を調べなくていいんです。

最新のCY9221JPは小さめサイズですが、タッチパネルで直感的な操作が可能。
これもホットクックにはないクックフォーミーの強みです。

クックフォーミーの魅力③：ホットクックより安価

ホットクックよりもクックフォーミーの方が安価です。
2024年1月時点で、公式価格が77,000円のホットクックに対し、クックフォーミーは52,000円。
25,000円の差は大きいですよね。

通販サイトでも、ホットクックよりもクックフォーミーの方が安価です。

ホットクックとクックフォーミーどっちを選ぶべき？

以上の特徴を踏まえて、どちらがいいのかを考えてみましょう。

ホットクックを選ぶべき人の特徴

ホットクックを選ぶべき人は下記に当てはまる人です。

帰宅後に余裕がほしいなら：ホットクック

帰宅後に余裕が欲しいならホットクックを選んでください。
ホットクックは予約調理が可能なため、朝にセットすることが可能だからです。
例えば、10分早く起きてホットクックに材料を入れて予約調理をしてください。

クックフォーミーは予約調理ができないので、朝セットして帰宅したら出来上がっている…ということはできません。
帰宅後に余裕が欲しい人はホットクックをオススメします。

お手入れを楽にしたいなら：ホットクック

お手入れを楽にしたいならホットクックを選びましょう。
ホットクックは内鍋以外の毎回お手入れが必要なパーツは食洗機が可能だからです。

便利調理家電のデメリットはなんと言ってもお手入れの大変さですよね。
ホットクックは食洗機可能なパーツばかりなので、お手入れも簡単です。

クックフォーミーのお手入れ動画がT-fal公式Youtubeにありました。
圧力調理なのでちょっとパーツが多いかな…と私は感じました。

クックフォーミーを選ぶべき人の特徴

クックフォーミーがおすすめな人は下記に当てはまる人です。

とにかく短時間で調理を終わらせたいなら：クックフォーミー

帰宅後にパパっと作る時間があってとにかく短時間で調理を終えたい、であればクックフォーミーを選びましょう。
クックフォーミーは圧力調理なので、ホットクックより稼働時間が短く調理を終えることができます。

ホットクックだと予約なしスタートで30分前後のメニューが多いです。
この時間をもっと短くしたいって人には圧力調理のクックフォーミーがいいでしょう。

お安く時短家電を手に入れたいなら：クックフォーミー

6人分まで作れる、ホットクックKN-HW24GとクックフォーミーCY8711JPを比較すると、価格はクックフォーミーの方が安価です。

圧力調理や予約調理、食洗機可能などの機能面よりも、価格を一番に重視したい人にはクックフォーミーが良いですね。

＼公式価格52,000円よりさらに安い！／

＼公式価格77,000円よりさらに安い！／

まとめ：ホットクックとクックフォーミーの違いとおすすめな人

私は先に大変なことをしておきたいタイプなので、朝セットできるホットクックを買って正解だったと思っています。
低血圧で朝はギリギリに起きる友人は「予約調理のセット時間がないし子どもが大きく愚図らないので、クックフォーミーを使いこなせている」と教えてくれました。
生活スタイルに合わせてホットクックとクックフォーミーを選んでくださいね。

お手入れが楽という点でも、ホットクックを激推しします。

ホットクックについて、詳しくこちらの記事でも紹介しています。
気になった方はぜひご覧ください。

クックフォーミーも一度使ってみたいと思っています。
最新のクックフォーミーはコンパクトサイズで～4人分まで作れます。

それ以上作りたいのであれば、こちらの大容量タイプ。

ますます迷ってきた…なんて方にはレンタルがオススメです。

キッチン家電が業界最安値でレンタルできるモノカリ！にはホットクックもクックフォーミーもあります。

キッチン家電が業界最安値のモノカリ！についてはこちらの記事で紹介しています。

またPanasonicから発売されたオートクッカービストロとホットクックの違いについても調べました。
調理家電に迷ってる方は要チェックです。